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ワークショップは「浸透ワーク」と言わないほうがうまくいく
2026.07.20

ワークショップは「浸透ワーク」と言わないほうがうまくいく

インナーブランディングワークショップ理念浸透
宮崎 慎也
この記事を書いた人宮崎 慎也イランコッペ 代表取締役 / 編集者・プランナー
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理念浸透のワークショップを設計するとき、私たちがまず決めていることがあります。それは、参加者に向けて「浸透ワークです」と言わないこと。

「今日は理念を浸透させるためのワークショップです」と始まった瞬間、参加者の心には小さな抵抗が生まれます。浸透という言葉は、「あなたはまだ染まっていない」という前提を含んでいるからです。会社にめんどくさいことを言われた、と感じさせたら、その時点でワークは半分失敗しています。

すでにある良い仕事を、理念の言葉で言い表す

では、どう設計するか。私たちの答えは「理念ありきで話をしない」です。

たとえば、参加者それぞれの「うまくいった仕事」を持ち寄ってもらい、それをバリューの言葉で言い表してみる。「この仕事は、どのバリューを発揮した瞬間だったんだろう?」と考えると、理念は評価の物差しではなく、自分の仕事を語り直す語彙になります。自分の得意なバリュー・苦手なバリューを探して話し合うのも、同じ構造です。

理念を「覚えるもの」から「使うもの」に変える。これがワークショップ設計の核だと考えています。

設計の起点は「誰が、どうなってほしいのか」

もうひとつ大事なのは、ワークの中身より先に対象を決めることです。管理職なのか、現場なのか、若手なのか。同じ理念でも、対象によって建付けはまったく変わります。

細かな工夫も、積み重なると効きます。登壇者は偉い人や外部の人より「目線の合う人」——役職の近い先輩が話すほうが、参加者は傾聴モードにならず自分ごとで聞けます。時間は2〜3時間で十分。大人数の場合は50名・40名・30名のように分割して並行開催し、ファシリテーターを複数立てる。

「参加しただけ」で終わらせない

最後に、ワークショップ最大の落とし穴は「やりっぱなし」です。良い場になった、盛り上がった、でも翌週にはいつもの仕事に戻っている——。

これを防ぐには、ワークの出口を仕組みにつなぐ設計が必要です。ワーク内で出た行動例を職場に持ち帰る仕掛け、継続を担う委員会やアンバサダー、そして評価・目標設定への接続。さらに社内ファシリテーターを育成してワークをテンプレート化すれば、外部に頼らず続けられる体制になります。

ワークショップの設計・ファシリテーションは、サービス紹介(理念浸透・ワークショップ)をご覧ください。単発でのご依頼も承っています。

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