
中計を「自分ごと」に 浸透のWHY・WHO・HOWを設計し 測って回す仕組みまで描く
日東電工株式会社
実施施策
- インナーブランディングフレームワーク(WHY/WHO/HOW/WHAT)による浸透構造の設計
- 浸透施策一覧の策定・既存施策の再検討
- 浸透KPIツリーと「中計浸透度アンケート」(四半期)の設計
- 情報発信計画・タイムラインの策定
- 社内情報発信サイト・ニューズレター等5種のワイヤーフレーム制作
- 最終報告書の作成
概要
日東電工株式会社は、粘着テープをはじめとする高機能材料をグローバルに展開するメーカーです。同社は2030年目指す姿の実現に向けた中期経営計画「Nitto RISE 2028」を掲げ、その実現に向けて計画を社員一人ひとりに浸透させることを重要なテーマとしていました。
中計の浸透には、発信すれば届くという単純な図式は成り立ちません。誰に、どのような行動変容を期待し、どの手段で届け、どう効果を測るのか。断片的な施策を積み上げるのではなく、全体を貫く構造が求められていました。

WHY/WHO/HOW/WHATで浸透の構造を設計
イランコッペは、インナーブランディングのフレームワークに基づき、浸透の全体構造を設計しました。「なぜ浸透を目指すのか(WHY)」を「Nitto RISE 2028を実現できる組織・社員の状態をつくるため」と定義し、「誰にどう浸透したいのか(WHO)」を期待する行動変容のレベルで整理。そのうえで、トップメッセージ動画、事業所ごとの全体朝礼での展開、社内イントラでの定期発信といった手段(HOW)を再検討し、発信系・対面系の施策一覧(WHAT)として体系化しました。


「測れない」を解消するKPI設計
浸透施策が一過性で終わらないよう、評価KPI(アウトカム)と実施KPI(先行指標)を結んだKPIツリーを設計しました。中核となるのが、「中計浸透度アンケート」の新設です。既存のサーベイでは中計への浸透度を継続的に測れないという課題に対し、認知から行動までを段階的に問う設問設計、スコアの設計・活用方針、年間の計測カレンダーまでを具体化し、施策を「測って回す」運用サイクルに落とし込みました。

届ける場のワイヤーフレーム
あわせて、浸透の受け皿となる社内情報発信サイトのワイヤーフレームを制作しました。トップページ、中計特集ページ、社員の挑戦を紹介する「My RISE」企画ページ、ダイジェストページ、ニューズレターの5種類を設計し、情報発信計画・タイムラインとともに、実装にそのまま進める状態で提示しました。

以上の成果は約6週間の短期集中プロジェクトとして最終報告書にまとめ、構造設計からKPI、発信基盤の設計図までを一貫した体系として納品しました。
関連リンク
クレジット
- プランナー:宮崎慎也


